ご挨拶
ラベルとは
製造工程
会社情報
経営理念

富士ラベルラベルイメージ

ラベルとは

 パッケージや包装の確実性を示す封箋紙として糊の付いた小紙片のことをシールと呼びますが、今では、剥がして
他に貼れる物を総称して一般的にシールと呼ぶようになっています。一方、ラベルとは、マークとして商品などに貼
り付ける貼札のことを指し、シールと同じように裏に糊の付いたものが主流ですが、糊は 貼るときに付ける糊無しラ
ベルもあります。又、糊の付いた小紙片で商品のマーク以外の貼札として使われるものをステッカーと呼ぶこともあ
り、シール、ラベル、ステッカーの何れも今では厳密な区別は難しくなっています。
 シール・ラベルは、印刷用粘着製品の使 い易さが買われ、商品の品名や内容の表示手段として、又、情報の伝達手
段や販促ツール・工業用部品等様々な用途に幅広く使用されています。それに伴い、要求される品質・性能は複雑多岐
にわたり、より高度化されつつあります。
 新たにラベルを作成する際には、ラベルの使用される環境条件・デザイン・作業条件等により、最適なラベルの構成
を選択する必要性が求められます


ラベルの基本構成


表面基材の種類
上質紙 印刷・加工適正に優れた印刷用紙で、表面はコピー用紙に似ています。紙のラベ
ルでは最も一般的に使用されています。
コート紙 上質紙の表面に顔料をコーティングし平滑度と光沢度を高めたもので、高級印刷
用途に最適です。
ホイル紙 紙にアルミ箔をラミネートしたもので、金・銀(ツヤ有り・ツヤ消し)があります。
洋菓子の品名シールなどに使用してます。
和紙 和紙の持つ風合いと高級感を生かした用紙で和菓子などの和の趣を生かした
ものに最適です。
ポリエステル紙 耐熱性・耐水性・寸法安定性・透明性に優れ、白・透明やアルミ蒸着を施した
もので金・銀(ツヤ有り・ツヤ消し)があります。
エ業用ラベル・PLラベルなどに使用されています。
合成紙 プラスチックですが、紙の特性である白さ・不透明性・印刷適正に加え耐水性
に優れています。冷蔵・冷凍食品やエ業用ラベルなどに使用されています。
感熱紙 サーマルプリンタで使用する用紙で、紙基材とフイルム基材(ユポ)があります。


粘着材の種類
汎用強粘 一般的な粘着材です。
最強粘 強力な粘着力が必要な場合に適します。一度貼ると貼り替えが出来ません。
冷凍食品用強粘 結露面への粘着性が高いです。
ハム用強粘 低温貼付適正が有り、耐熱性にも優れています。
弱粘 粘着力が弱いタイプです。贈答品などの価格ラベル等、再び剥がす可能性がある
ものに適します。
再剥離 貼って剥がしてまた貼れるタイプの粘着材です。


ラベルの印刷方式
  ラベル製品を製造するラベル印刷機は、印刷→ラミネート→型抜き加工などを同時あるいは 連続的に行うため、一般の印刷機とは構造が大きく異なり、特殊印刷の一つとして位置づけられています。その印刷方式としては、レタープレス(凸版印刷)、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷などがあります。
又、昨今はデジタル化の進展に伴い、オンデマンド印刷やインキジェット方式等によるラベルの制作も普及し始めています。
レタープレス
(樹脂凸版印刷)
ほとんどのラベル印刷がこの方式です。1台の印刷機で印刷・型抜き・シートカットまで行います。
ラベルを作成するには、抜型と色毎の刷版が必要になります。印刷機械には、平圧機・間欠輪転機・輪転機等が有りますが作成するラベルのデザイン・形状・用紙・数量により、使用する機械を選択します。
オフセット印刷 四原色(黄・赤・藍・墨)の掛け合わせ印刷で、写真やイラストなどの美麗印刷
に優れています。小ロットは不向きです。